心疾患

心疾患は、心臓の構造や血流、電気信号、ポンプ機能に異常が生じる疾患群である。代表例には、冠動脈が狭くなる狭心症・心筋梗塞、心臓の拍出力が低下する心不全、拍動リズムが乱れる不整脈、弁の開閉障害による弁膜症がある。高血圧、糖尿病、脂質異常、喫煙、肥満、加齢などがリスクとなり、進行すると胸痛、息切れ、動悸、むくみ、失神、突然死につながる。早期発見と継続管理が重要である。



1. 狭義:虚血性心疾患のみ
GBD 2021では、虚血性心疾患の有病者は世界で約2億5430万人。2021年の世界人口約79億5440万人で割ると、世界人口の約**3.2%**に相当する。
計算:254.3 million ÷ 7,954 million ≒ 3.2%

2. 広義:心血管疾患全体
心疾患に加えて脳卒中なども含む「心血管疾患:CVD」では、2021年の世界有病者は約6億1200万人。同じ人口で割ると、約**7.7%**となる。

スライド用に一文で書くなら:

世界では、虚血性心疾患だけでも人口の約3%、心血管疾患全体では約8%が該当すると推定される。心疾患は高齢化と生活習慣病の増加により、世界規模で大きな疾病負荷を占めている。


世界の死亡原因に占める心疾患の割合は、定義で分けると次のようになる。

虚血性心疾患のみ
WHOでは、虚血性心疾患は世界最大の死因であり、世界の全死亡の約13%を占める。2021年には約900万〜910万人が虚血性心疾患で死亡した。

心血管疾患全体として見る場合
心疾患に脳卒中などを含めた心血管疾患では、2022年に約1980万人が死亡し、**世界の全死亡の約32%**を占める。

スライド用には、以下が使いやすい。

世界の死亡原因では、虚血性心疾患だけで全死亡の約13%を占め、単独疾患として最大の死因である。脳卒中などを含む心血管疾患全体では約32%に達し、世界の死亡の約3人に1人が心血管系の疾患で亡くなっている。


心疾患の種類世界の患者数目安主要心疾患内の比率目安内容
虚血性心疾患/冠動脈疾患約2.4億人約55%狭心症、心筋梗塞。冠動脈の狭窄・閉塞が中心
心不全約6,400万人以上約15%心臓のポンプ機能が低下した状態
心房細動などの不整脈約5,900万人約14%心拍リズムの異常。脳卒中リスクにも関与
リウマチ性心疾患約5,500万人約13%感染後免疫反応による弁膜障害が中心

先天性心疾患1,600万人以上約4%生まれつきの心臓・大血管構造異常


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