PCTとCRP

項目PCTCRP
正式名称プロカルシトニンC反応性蛋白
主な反映細菌感染・敗血症炎症全般
産生部位細菌感染時に全身組織で産生増加主に肝臓で産生
上昇しやすい病態細菌感染、敗血症、重症感染細菌感染、ウイルス感染、自己免疫疾患、外傷、術後、悪性腫瘍など
細菌感染への特異性比較的高い低〜中等度
ウイルス感染での上昇上昇しにくいことが多い軽度〜中等度上昇することがある
反応速度早い。感染後数時間で上昇しやすいやや遅い。通常6〜12時間以降に上昇
ピーク12〜24時間程度24〜48時間程度
半減期約20〜24時間約19時間
主な臨床用途敗血症評価、重症細菌感染の補助診断、抗菌薬中止判断の補助炎症・感染のスクリーニング、経過観察、外来での抗菌薬要否判断補助
抗菌薬適正使用での役割重症感染で「継続・中止」を判断する補助外来感染症で「不要な抗菌薬を避ける」判断補助


PCTは「細菌感染・敗血症に寄ったマーカー」、CRPは「炎症全般を広く反映するマーカー」と整理できる。いずれも単独で診断せず、症状、診察所見、培養、画像検査と組み合わせて判断する
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