| 1. スクリーニング | 健診・低線量CT・胸部X線で肺結節を発見 | 末梢結節、GGO、腫瘤影、無気肺など |
| 2. 精密画像検査 | 胸部CT・造影CTで病変を詳しく評価 | 大きさ、形、部位、リンパ節腫大 |
| 3. 肺がん疑い | 画像所見から悪性を疑う | スピキュラ、胸膜陥入、増大傾向など |
| 4. 組織採取 | 気管支鏡、経皮的針生検、胸腔鏡などで検体採取 | 細胞診・組織診へ進む |
| 5. 病理診断 | 肺がんを確定し、組織型を判定 | 非小細胞肺がん/小細胞肺がん |
| 6. 病期診断 | PET-CT、脳MRI、造影CTで広がりを確認 | リンパ節転移、遠隔転移の有無 |
| 7. バイオマーカー検査 | 遺伝子異常・PD-L1発現を調べる | EGFR、ALK、ROS1、BRAF、MET、RET、NTRK、KRAS、PD-L1 |
| 8. 治療選択 | 遺伝子異常なし、PD-L1陽性なら免疫療法を検討 | 単剤または化学療法併用 |
| 9. 免疫チェックポイント阻害薬開始 | PD-1/PD-L1阻害薬などを投与 | T細胞の抗腫瘍反応を再活性化 |
| 10. 効果判定 | 数コース後にCTで腫瘍縮小を評価 | 部分奏効、完全奏効、病勢安定 |
| 11. 治療継続・経過観察 | 副作用を管理しながら継続 | 免疫関連有害事象、再発確認 |
肺がんは健診の胸部X線や低線量CTで結節影として発見される。胸部CTで大きさ、部位、スピキュラ、胸膜陥入などを確認し、気管支鏡や針生検で組織を採取して病理診断を行う。非小細胞肺がんと確定後、PET-CTや脳MRIで病期を評価し、EGFR・ALKなどの遺伝子異常とPD-L1発現を検査する。ドライバー遺伝子陰性かつPD-L1高発現なら、免疫チェックポイント阻害薬を選択し、T細胞の抗腫瘍反応を回復させ、CTで腫瘍縮小を確認する。