肺結核は現在も世界的な主要感染症で、2024年には推定1,070万人が発症し、約123万人が死亡した。すべての国と年齢層で発生するが、東南アジア、アフリカ、西太平洋地域で負荷が大きい。課題は、早期診断・治療へのアクセス格差、治療中断、HIVや低栄養などのリスク、薬剤耐性結核である。WHOは迅速診断、治療完遂、予防治療、耐性結核対策の強化を重視している。
低血糖
低血糖では、脳の主要なエネルギー源であるグルコース供給が不足する。初期には交感神経が反応し、冷汗、動悸、手の震え、空腹感が出る。さらに血糖低下が進むと、脳神経細胞のATP産生が低下し、集中力低下、眠気、頭痛、ふらつき、異常行動、けいれん、意識障害を生じる。重症例では昏睡や不可逆的な脳障害につながるため、早期の糖補給が重要である。 救急搬送例に占める重症低血糖の比率は、糖尿病治療関連に限ると約 0.34〜0.36% 、救急外来での重症低血糖全体では約**0.9〜1.2% と報告されている。低血糖全体では約 1.3%**に及び、意識障害で搬送される例が多い。重症例ではインスリンやSU薬使用、高齢、腎機能低下が背景因子となりやすい。